スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

2019年1月12日Fate/stay night [Heaven’s feel]第2章公開初日に見てきました。第1章は日記に書かなかったのですが劇場には3回くらい観に行ったかな。結局DVD買ったので数え切れないくらい観ています。

 

ご存知の方も多いかと思いますがFate/stay nightは元々PC専用の美少女エロゲームでした。これが非常にウケたので全年齢対象のゲーム、アニメ、映画、マンガが次々作られ、今に至って…いたのですが、原作の色合いを残すには通称セイバールート、凜ルートは全年齢対象でもまあまあ合格というところだったのですけれど、通称桜ルートと呼ばれる今作Heaven’s feelはエロ抜きでは成立しない!と思っていたので、えーと、そういうのあんまり得意でない私としてはああやっぱり、と思う一方これこそ原点、と納得出来る作品に仕上がっていました。

 

私はがっちがちのセイバー(アルトリア)ファンなので、運命にただ流されていくだけの桜は正直なところ嫌いな部類に入るキャラクターなのですが、今作観てちょっと認識を新たにしました。なんて哀れな子だろう、と思ってしまったのです。この子にとってシロウという存在は唯一無二、砂漠のど真ん中でペットボトルのミネラルウォーターを拾ったような、命に関わるくらいの大切なものなんだ、と痛切に感じました。セイバールートと凜ルートでは桜は途中でフェイドアウトしてしまうので「妹キャラ」感が強いのですが、このとき彼女はこんなことやあんなことも言えぬままシロウが他の女性に惹かれていくのを黙って見ていることしか出来なかったんだなあ、と思ったら不覚にもぽろぽろ涙が出ました。

 

うちは子供がいないのでパートナーとふたり、お互いをかけがえのないものと思っています。横から美人が飛び出てじゃじゃじゃじゃーん、なんてことになったら私きっとそのひとをたたり殺しますよ。

 

ラストシーンでAimerさんの「I beg you」が流れ出したらあまりにも桜の気持ちに添っていてハンカチが鼻水でかっぴかぴになるほど泣きました。「I beg you」は事前に手に入れていて歌詞をそらんじるくらい聴き込んでいたのですけれど、第2章を観終わった後の破壊力と言ったらもう!パートナーが見かねてティッシュペーパーくれました。

 

大好きなセイバーはセイバーオルタになっちゃって、セリフもふたことくらいしかなくて切なかったですが、第3章でどんな描かれ方をするのかな、と今から楽しみに思っています。というか、セイバーも桜もみんな幸せに第5次聖杯戦争を乗り切って欲しいです。

 

ここまで一気に書きました。第3章の公開は来年の春になるとのこと。アニメとかゲームとか興味のない方には今日の日記ぜーんぜんつまらないかもしれませんが、scrumploversはこういうのも好きなんです、すみません。