スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

ぱーとなー。

とても静かな夜です。私はTVを眺めながらこの原稿を書いています。パートナーは散々ツボ押しのリクエストを出して眠ってしまいました。パートナーと私はいつでも仲がよかったわけではありません。ケンカもしたし別れることを話し合ったことさえあります。私が自分の気持ちをコントロール出来ずに殴ったり蹴ったりといった暴力を振るったことさえありました。そんな時パートナーは目にいっぱい涙をためて痛くない、痛くないと必死にこらえてくれました。あれ以来私はもう2度とこのひとを泣かせはしないと心に決めています。私は決して彼の良いパートナーではありません。朝起きたら洗濯物が干してあったり朝食の準備が済ませてあることだって度々あります。職場のひとが遅くまで仕事をしていても、僕は家庭を大事にしたいから、と出来るだけ早く切り上げてきてくれます。ビールを飲むくらいの楽しみしかないのに、僕の趣味はあなたの世話だよ、と笑って話してくれます。実際私には親がいないので、彼は伴侶であると同時に兄であり父でもあるような存在です。パートナーにここまで育ててもらったような気さえしています。
パートナーにこの記事を見せたことがないので彼は私がどう思っているか知りません。耳元で愛しているとつぶやきながら、今日も1日働いて疲れたであろう彼の寝顔を微笑ましく見ています。