スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

探偵ミタライの事件簿星籠の海観てきました。主演の玉木宏さんが妙に気取った印象だったのですが、実は主人公の御手洗潔は玉木さんいわく“鼻につく”くらいのキャラクターに仕上げた、と言っていたのでなるほどな、と思いました。IQ300以上、頭脳明晰、容姿端麗、といったパーフェクトなキャラクターにはコミュ障くらいの弱点があってもいいのかもしれません。
物語の舞台は広島県福山市です。この映画のために市をあげてバックアップした、というだけあってちょっとTVドラマによくある“名所巡り”みたいな感覚がありました。
ストーリーは御手洗が最初に興味を持った死体島事件、福山で起こった外国人女性変死事件、居比家誘拐殺人事件と矢継ぎ早に進んでいきます。特に冒頭出て来た居比家の事件では、父親が目を縫われ母親が口を縫われて2人とも杭に縛り付けられており、そばで赤ん坊が死んでいる、というショッキングなものでした。何のつながりもないかのように行われたこれらの犯罪に、御手洗がある共通点を見出します。そして意外な犯人が明らかになります。
後半ちょい役で出て来た寺脇康文さんが地味に光っていました。今日はこのあたりでよしておきます。