うた。

今日は私の好きな”音楽”について語りたいと思います。
ＧＡＲＮＥＴ ＣＲＯＷをご存知の方、おられるでしょうか。アニメ”名探偵コナン”のテーマソングに時折起用されるグループ、と言ったらおわかりの方もおられるかもしれませんね。私はどうも人の影響を受けやすいきらいがあるらしく、最初にアルバムを買ってきたのはうちの家族でした。今ではすっかり私の方がハマっています。彼らのアルバム”ＬＯＣＫs”の中に、私の一番好きな曲”この手を伸ばせば”があるので歌詞を紹介したいと思います。
さよならを言えないままで　空見上げて並んでいた
どうして別れの日に強く抱きしめあうの・・・
人はただ明日を信じながら歩いてゆけるものなんでしょう
こんなに　ねぇ　哀しくても離れてゆくのだから・・・
この手を伸ばせば君に届くけど
君はもうあしたを
その瞳（め）にみてるんだね
春、名残り日
それぞれの夢を追いつつ別れゆくふたりの切ないバラードです。かつて私にも夢がありました。残念ながら力及びませんでしたが、今はひとえに自分の若さと無力さを悔いています。今だったらああ出来たのではないか、こうすれば良かったのではないか、繰り返し思い返しては眠れぬ夜も多々あります。
先日、十数年来の親友が私の愚痴に一つの答えをくれました。
”もしも貴方が思うとおりの成功を手にしていたら少なくとも今の暮らしは無かったわけだし、きっと私と貴方は出会うことすらなかったよ。だから貴方の失敗は「間違い」ではないんだよ。”・・・情けなくも、ほろりと来ました。
私の”失敗”は、これからも私の中でどろどろと澱のように渦を巻き続けるのでしょうが、この先を”今の私”として歩いてゆける勇気はもらったような気がしています。
折りも折り、今日は確かセンター試験の日ですね！受験生の皆様、頑張ってください。