かいがい。

小さな幸せですが行きつけのパスタ屋さんから創立30周年記念イベントの当選通知が届きました。当たったのは残念ながら狙いの旅行券ではありませんでしたが、お食事券。パートナーの名前でもう1回応募しているのでそちらに期待しています。と言っても全店からの抽選ですから、お食事券が当たっただけでもすごい確率なんですけどね。特賞の旅行券の行き先は確かソウルだったと思います。
海外旅行と言えば、行ってみたいところが2つあります。1つ目はフランスのパリ。観光そっちのけで絵を見に行くのです。モナリザのある有名なルーブル美術館から川を挟んで反対側に、オルセー美術館というあまり有名でない美術館があります。そこに展示されているジャン＝フランソワ・ミレーという画家の最高傑作“晩鐘”を朝から晩までただ眺めに行きたいです。この絵は1度東京に来た事があるのですが、あまりの美しさに動けなくなって日がな1日見ていました。絵の傷みが激しい為、フランス国外に持ち出される事はもう無いだろうと言われています。もう1度本物の“晩鐘”を見る事が出来たなら、他は何にも見なくていいです。
2つ目はスペインのバルセロナ。世界的建築家アントニオ・ガウディの遺した世界遺産“サグラダ・ファミリア”を見てみたいです。この教会はガウディの死後400年間造り続けられていて、今も未完成です。私が生きている間には完成しないと言われています。壮大な時間軸の中にちっぽけな自分の存在を置いたら何が見えるのだろうか、と思います。世代を越えて綿々と受け継がれて行くひとの心の可能性に触れてみたいです。
どちらも英語の通じない国なので大変ですが、いつか行けたらいいなと思っています。