スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

さかな。

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私は肉と魚とどちらが好きか、と聞かれたら普通魚と答えます。でもすごい偏食です。
まず色の赤い魚はマダイ以外食べません。ペットに金魚を飼っている為、キンメダイやキチジといった赤い魚はどんな高級魚でも金魚に見えます。
次に、アサリやシジミなどの貝類ですが、ひとの作った料理なら喜んで食べるのに、自分では料理出来ないので食べられません。料理の仕方を知らない訳ではありません。ただ、砂抜きする為ボウルに入れて冷蔵庫にしまっておいたのを出した時、のほほんと足を出してぷくぷく呼吸している姿を見ていると、これから殺されるのも知らないで、と妙に同情してしまいます。生き物を食べるという事は誰かがそういう仕事をしてくれているから出来る事なのだと頭で解っていても、いざ自分が手をかける、という段になるともはや食べ物には見えません。
それから、カツオ。カツオ節以外はどんな調理法をされたものでも絶対に食べません。古い話になりますが、魚市場に新鮮なカツオの刺身を買いに行ったところ、新鮮すぎてアニサキスという寄生虫が生きていた事がありました。本当にひどい目にあったので、以来カツオは生であろうと無かろうと何が何でも食べません。さすがにカツオ節はダシに困るので、粉砕されているからと自分に言い聞かせて使いますが…。
こうして書き連ねてみると自分がいかに気が小さいか解ります。要は食わず嫌いなんですね。気持ちの問題なんです。これで魚好きかと言われると痛いのですが、肉屋のポスターににこにこ笑顔の牛豚鶏のイラストが描かれているのを見てから肉を食べるよりは遥かにマシなんです。魚は笑いませんから。