スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

またえいが。

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“Another アナザー”を見て来ました。原作は綾辻行人さんのホラー小説ですが、マンガにもアニメにもなってます。ちなみに私は原作すらも読んでいません。映画館に行って、これ見たい!とフィーリングで決めた作品だったので、一切の予習無し。だから原作と較べてどうだとか言えません。そもそも映画以外の媒体がある事は後付けで知りました。
…が、最後まで見る前に、“犯人”はかなり早くに解っちゃいました。ホラーというよりミステリー性の強い感覚の割にはある人物を示す伏線がかなり多くて、謎解きの面白さは少なかったです。ただ、このひとこのひと、絶対このひとなのに何で作中人物誰も気付いてないのー!!みたいなハラハラ感はありました。実は制作側もそういう意図があって、わざといっぱいヒントをくれたのかもしれません。
残虐シーンに関しては、演出上手という印象ですね。まともに見ていられないくらい作り込まれています。話の流れから次の死人が予想出来るので、心の準備は出来るのですがその上を来ます。質のいいホラーは人数を殺さなくても恐いですが、その点はちゃんと押さえてあるかと。
しかしこの作品の1番の肝はエンドレスである事!ラストこのひと来たか!と思いました(笑)。
宣伝がほとんど無いので話題になっていない作品ですが、夏にはいいかと思います。