スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

このエントリーをはてなブックマークに追加

“ツナグ”見て来ました。一生に一度だけ亡くなったひとに会わせてくれる仲介人の話です。私はとても小心者なので、一生に一度しか使えないこのチャンスに巡り会えたとしても、多分使えないと思いました。作中では3人の望みが叶いますが、3人とも勇気あるなあ、と(笑)。もっとも、ここぞという時に使ってこその“ツナグ”なので、作中の3人にとっては意味ある選択だったと思います。人生を前に進める為に。
主演の松坂桃李さんはあまり前に出る感じではなく、どちらかと言えば少々薄味な印象でした。脇を固める樹木希林さんの演技が主役を食っていた気がします。まあ、経験値の違いという事でしょうか。出演者の中で個人的に光っていると思ったのは橋本愛さん、ですかね。前作“Another”で準主役の見崎鳴を演じた時からなかなかの演技派が出て来たな、と思っていたのですが、彼女はいい役者さんに育ちそうな予感がします。
私は亡くなったひとの言葉は自分の思い出の中に残っていると思っています。だからもしも“ツナグ”が実在しても人生ぎりぎりまで呼びません。