スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

モンスターズ・ユニバーシティ”見て来ました。前作“モンスターズ・インク”の主役、マイクとサリーの大学時代の物語です。マイクにとってこの大学は夢を叶えるための大切な通過点。一所懸命努力するのですが彼にはどうにもならないハンディキャップがあるのです。対してサリーは名門一家の出身で資質に恵まれているにもかかわらず、周囲からの期待にプレッシャーを感じている。対照的な個性を持った2人は、お互い相手に自分の気持ちなんか解るわけがない、と思っています。
どちらのキャラクターに共感したか、と言えば、私はかなりマイク寄り、ですね。実際私は夢のスタートラインにも立てませんでしたし。大学受験に失敗した時どんな気持ちになったかは多分生涯忘れる事はないでしょう。学費の都合で望まぬ大学に進学したのですが、夢からどんどん遠ざかる時の経過に気持ちは焦り行くばかり。今思えば奨学金の打ち切り覚悟で再受験…という無茶も、やれば出来ない事ではなかったかもしれません。でも大きすぎるリスクに飛び込む勇気が持てなかったんですね。何度挫折を味わっても前向きに夢を追いかけようとするマイクの姿がとてもきらきらして見えました。ご存知のように、彼は夢を叶えます。サリーと共に、世界一の“恐がらせ屋”として成功します。かっこいいな、と思いました。私には出来なかった事だから。
生きていく事は挑戦の連続です。自分はいくつ諦めてきたのかな、と思うとちょっと切なくもありますが、きっとどんな事でも“やってみなくちゃ解らない”ものです。