スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

“エヴェレスト神々の山嶺”観てきました。ネパールの5000km級の高地で撮ったと言うだけあってすごい迫力でした。主演の阿部寛さん、岡田准一さんの目が話が進むにつれて殺気めいてきて、とにかく恐ろしいほどでした。阿部さん演じる羽生という男は孤高の天才クライマーで、それまで誰も挑まなかった南西壁ルートの登攀に挑みます。岡田さん演じる深町というジャーナリストはカメラを持って羽生を追うのですが、吹雪に見舞われて1度山を下りてしまいます。羽生の“俺を撮れ、俺が逃げ出さないようにな”と言う言葉に引かれるように再登頂を目指す深町ですが、冬のエヴェレストで見たものは力尽きた羽生の姿でした。本来なら特ダネになるはずのマロリー隊の遺したカメラにも目もくれず、深町は登頂に挑みます。ただ生きて帰るために。
骨太の素晴らしい作品です。ぜひ。