えいが。

レヴェナント蘇りし者観てきました。レオナルド・ディカプリオがオスカーを獲った作品だというので、どんなもんだろうと思っていたのですがすごい名演でした。正直なところレオナルド・ディカプリオと言えばCatch me if you canとかタイタニックのような快活なイメージがあったのですが、今作はまさに不死身の根性で観ていてはらはらさせられました。
ストーリーの方は瀕死の自分を見捨てた上に最愛の息子まで刺し殺して逃げた男に仇討ちをくらわすまでの物語です。最初は這いずってしか動くことの出来なかった彼が立ち上がり、杖を使って前に進み、馬に乗れるようになってだんだん元気を取り戻していくまでの様子が克明に描かれていました。彼の馬術の巧さにも感心させられました。ちなみにレヴェナントというのは黄泉の国から戻ってきたひとという意味だそうです。最後の最後に相手を追いつめて白兵戦に持ち込んだ時、やるかやられるかの命のやり取りが迫力満点でした。
とても面白かったのですが吹き替え版がなかったので字幕に気をとられてしまったことだけが唯一残念なところです。