スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

おおうちじゅく。

福島県下郷町の大内宿というところに行きました。大内宿は江戸時代、会津の殿様が参勤交代に使った宿場町で、茅葺きの屋根の民家が街並みそのままに保存されているところです。朝早くに宿を出て9時頃にようやく辿り着きました。今回の最大のミッションは大内宿名物の「高遠そば」を食べることです。このおそばにはおはしがついてきません。代わりに、長ネギが1本ついてきます。で、長ネギを使っておそばを食べなければなりません。ちなみに、このネギを薬味代わりにかじりながら食べるスタイルなので、手元がどんどん短くなります。いかにして最後までおそばを食べきるか、が面白かったりします。この高遠そばが1番おいしいと言われている店が大内宿の入り口付近にある三澤屋です。三澤屋は10時開店なので1時間前には着いたことになります。開店まで街並みを眺めて歩こう、ということになりました。通路に面した部分はどの家も思い思いの品を並べて店をやっているので、のぞいているだけでも楽しかったです。30分くらい歩いた頃、パートナーがもしもということがあるから三澤屋に戻ろう、というので、もしもって何だと思いながら引き返しました。店に着いてみると何とまだ開店30分前のはずなのに中に客が入っていて、入口で入店予約を受け付けていました。番号札を渡されたのですが41番。しまった、と思いました。せっかく早く着いたのに、これでは元も子もありません。1時間くらい店先で待って、ようやくおそばにありつけました。さて、高遠そばですが、私は器用な方ではないのでネギでおそばを食べるというのは無理だと早々に悟っておはしをもらいました。パートナーは短くなっていくネギと戦いながら上手におそばを食べていました。味の方はもちろん、とてもおいしかったです。私達は1時間待ちでしたけれど、私達が退店する頃店に来たひとたちは2時間待ちとか3時間待ちだと言われていたので、だいぶマシだったかもしれません。とにかくミッションコンプリート、これからパートナーの実家に向かいます。