はがき。

湯の坪通りを歩いている時に未来の郵便局というのを見つけたので何となく入ってみました。未来の自分に手紙を書いて、何年か先に受け取る、という趣旨の郵便局らしいです。ハガキと手数料と保存管理料で1000円くらいだったと思います。なかなか面白いな、と思ってパートナーにふたりで書いてみようか、と話しかけたら、僕は興味ないし、あなたに書かれても困るからここを出よう、と言われました。自分が興味ないのはわかったけど、私が私に書いたら何であなたが困るの？と尋ねたら、何年後に届くのかわからないけど、もしこの先あなたに万が一のことがあって、そのハガキを僕が受け取ることになったら絶対に僕は泣いてしまうと思うから、と答えが返ってきました。私はしぶとい方だと思いますが、うっかりものなのでひょっとしたら何かの拍子に命を落っことしてしまうようなこともあるかもしれません。だからハガキは書かずに郵便局を出ました。