スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

すけっち。

県立美術館OPAMに行きました。3Fが展示室になっていて、今回は素描展をやっていました。5人の日本人画家のスケッチにスポットライトをあてていて、私は入口近くに展示してあった福田平八郎さんという画家さんの絵にすごくひかれました。生きもののスケッチが素晴らしかったです。鶴の絵なんか、これは鶴といっしょに空を飛んでいないと描けない絵だと思いました。あと鯉。水はどこにも描かれていないのに、この鯉は生きていて、水面からちょっと深いところを泳いでいる、とか感覚的にわかるんです。すぐ近くに甘鯛の絵がありましたが、こちらは生きていない、とわかるので対照的でした。私もスケッチくらいは描きますが、描かれていない水の存在を感じさせるとか絶対無理です。「才能」に恵まれたひとはすごいんだなあ、とため息が出ました。99%の努力のひとはやっぱり1%の天才にはかなわないんでしょうかねえ。