ぜろせん。

宇佐市平和資料館行きました。とても小さな資料館ですが、ここには映画「永遠の０」に使われたゼロ戦の原寸大レプリカがあるのでぜひ見ておきたかったのです。私見るだけなら兵器って大好きです。「用の美」の究極が兵器だと思います。ひとを殺すためだけに特化した美しさとでも言いますか…。もちろん、使うことには反対ですよ。ゼロ戦はひとつの極みだと思います。岡田准一さんが演じた宮部久蔵がコクピットに座っているところを想像してほれぼれしました。機体の斜め下辺りから見上げると実に美しかったです。昔の子供たちが飛行機乗りに憧れたのも無理ないな、と思いました。でも映画にあるように、たくさんのひとたちがゼロ戦に乗って命を落としたのも事実です。映画を通してみんなが戦争と平和を学び考えるきっかけになればいいですね。風化させないためにも、こうしてレプリカを展示しておくことはとてもいいことだと思います。