にこちゃん。

うちには、スクランプ以外にも”特別な存在”が居ます。２００４年の２月に初めて行ったアメリカ・ジョージア州アトランタ郊外にあるオーガスタという小さな町の（ゴルフで有名ですね）ホテル内にあるスーベニアショップで買ったぬいぐるみです。この子には名前があって、”にこちゃん”といいます。
スクランプは数あれど、私と一緒に添い寝することを許されているのはこの子だけです。

写真はさくら祭りの時に撮ったものです。どうです、可愛いでしょ。
実はこの子、売り物ではありませんでした。スーベニアショップの従業員用出入り口ドアにひっそりとピンで留められていたのです。せっかくオーガスタに来たのだからゴルフ関連のグッズでも買っていこうか、と思っていた私ですが、この子と目があった瞬間びびっと来ました。ぜひともこの子を日本に連れて帰りたい！
それからが大変でした。まず売り物ではないので、と断られましたが、そこを食い下がって何とか、とお願いしたら、ちょっと待ってて、本部に連絡とってみる、と言ってもらえました。・・・待つことしばし。
努力の甲斐あって”１８ドルなら売ってあげる”と言っていただけました。日本円なら約２０００円(当時)、ですね。私としては不満のない額です。早速トラベラーズチェックでお支払いするところまでいきました。問題はこれからです。
”Please show me your ID.” なに？IDって何でしょう？
”What's ID？” と聞き返したら、お店の方が困ってしまいました。考えろ、考えろ・・・。
突然、ひらめきました。 ”Passport?”
”Yes,Please show me your passport!” あちらの方はIDって言うんですね。知りませんでした。かくして交渉成立。英語の通じる国でほんとに良かったです。
今ではすっかり我が家の一員となった”にこちゃん”ですが、スクランプ達はどう思っているんでしょうねえ。気になるこの頃です。