スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

ちから。

昨日は十数年来の友人と”魚市場”を見に行ってきました。以前にも書いたとおりうちは海から近いので、ちょうど同じくらいの距離に2つ魚市場があります。特に北側の方は何かと有名で、団体様がツアー組んで長距離バスで大量に乗り付けるくらいです。私たちも今日はこっちに行こうか、という事で、彼女の車でのんびりおしゃべりしながら行きました。目指すは生牡蠣!
ここの市場の店先では活きの良い兄ちゃんが新鮮な生の牡蠣をその場でこじ開けて、海水で洗ってからお好みでポン酢をたらして食べさせてくれるのが1つの名物なんです。
残念ながら私の牡蠣ははずれ。まだ若いのか、身の入りが良くなくて、今ひとつでした。対照的に、彼女の牡蠣は大当たり!ふっくらと良く太った身が殻の中にぎっしり詰まっていました。神様って意地悪だなあ、と思いつつ横目で見ていたら、彼女があわてて”半分食べる?”と言ってくれました。ここはお気持ちだけで、ということで。
牡蠣も食べたし、刺身でも見て帰ろうか、と話していた、その時です。
1台のエスティマが私の脇に止まりました。乗っていたのはおじさん。格好から見てどうやら市場関係者の方の様子でした。
”よう姉ちゃん、かっこいいバッグ持ってるねえ。”
突然のことで驚きましたが、褒められて悪い気はしません。”有り難うございます”、と返しました。
”その人形、なんて言うの?”
スクランプ、っていいます。”
”それだけ集めるには随分かかったろう。”
”それなりに時間もお金もかかってますが・・・。”
”そこだよ姉ちゃん。何でもそうだけど、続けるって事は「力」だよ。そのバッグ、大切にしな。”
ほんの短い会話でしたが、胸を衝かれる思いがしました。
継続は力なり、まさに、そうですね。またスクランプ達に大切なことを教えてもらった気がします。皆様に、私の自慢のバッグをお見せできないのがちょっと残念です。
こんな素敵な出会いをくれたスクランプ達に今日も感謝。