スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

は。

昼御飯を食べていたら、かちん、と音がして口の中に異物感がありました。はて?口の中から銀色の金属片が出て来ました。どうやら、歯の詰め物が取れたようです。でも、その時食べていたのは”根菜と十穀米のリゾット”。何でリゾットで壊れるかなあ、とかぶつぶつ文句を言いながら、かかりつけの歯医者さんの所に行きました。
幸い、午前の診療が1時までだったので、まだ時間がありました。ちゃっちゃと治してもらおう、と受付のお姉さんに”予約無いんですけど、今から大丈夫ですか?”ときいたら”先生は喪中で、あさってにならないと診察出来ません。”何ですと?
つまり、私は丸2日間”歯っかけ”の状態で耐えねばならん、という事ですか?
幸い、取れた部分に知覚過敏や痛みは無いようです。ただ、片方の側だけで物を食べる事の不便さといったらこの上もありません。歯磨きにも気を遣います。出来るだけ壊れた部分に刺激を与えないようそろりそろりと磨きます。
で、2日後。指定された時間に再度行って来ました。要するに、外れた物をくっつけ直してもらえば良いんです。大して時間もかからないだろうと、余裕綽々で出掛けていきました。
先客は2人。しかし、最初の1人がいやに長い・・・。歯を削るきーんと高い音が待合室中に響きます。あの音本当に嫌ですよね。いやいや、私はただくっつけ直してもらうだけだから、と心に言い聞かせますが、ほのかに不安がつのって来ました。
2人目は案外あっさり済んで、私の名前が呼ばれました。
いつもの歯医者さんが、にこにこ待っていました。これ取れちゃいました、と詰め物を渡し、彼がそれを奥歯にはめる音を神妙に聞いていました。ところが。
”これ、合わなくなってますねえ。新しく作りましょう。今日は削って型取りします。”
・・・きーん。口の中で例の高音が響きます。まな板の上の鯉、とは良く言ったものです。次回の予約を取って、今日は終了しました。
スクランプは良いなあ。少なくとも医者の世話にはなりませんものね。まあ、私の待遇の悪さにひそかにぶつぶつ言ってるかもしれませんけど。
皆さん、歯は大切にしましょう!