はた。

今“父親たちの星条旗”を見ています。起動に妙に時間がかかりました。
クリント・イーストウッドの監督作品です。
主に太平洋戦争時、硫黄島での戦いを現在の情景と交えながら描かれています。
やはりトラウマというか、PTSDを感じますね。当時のアメリカにとっても硫黄島の日本兵は脅威だったのでしょう。しかし、国債、国債、国債。生き残った者を連れ回してはそう呼びかける国のやり方に少々違和感を感じました。
“自分たちはヒーローではありません、戦場で亡くなった全てのアメリカ兵こそがヒーローです”という言葉が心に残りました。
この作品には対になる作品があって、“硫黄島からの手紙”といいます。
“父親たちの星条旗”がアメリカ人からの視点で描かれているのに対して、“硫黄島からの手紙”は日本人からの視点で描かれています。こちらも後ほど見ようと思います。
今日の夕食は筑前煮と麻婆豆腐です。筑前煮はなかなかに好評で、出来合いかと思った、と言われちゃいました。ちゃんと私が作ったんですよー。
ちょうどテレビで風評被害の話をしています。私の住んでいる所も話題に出ています。産地の生鮮食品はひどく値崩れしているそうです。トラックの運転手さんは１度首都圏で荷を下ろして、その場所のナンバーで持っていかないと受け取ってもらえないそうですよ。ここでも“旗”です。
どんな旗を掲げるかによって誇らしいひともいるでしょうけれど、傷つくひともいるのです。
私は自分の産地の生鮮食品を積極的に使っています。今日の野菜もそうです。
勝手に立てられた旗などには負けたくありません。
お風呂が炊けるのを待っています。ゆっくり漬かって余震の憂さを晴らしてきます。
では、また。