スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

つぶやき。

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私は片思いをしています。そしてそのひとが私に振り向く事は多分ありません。私はそれでも、そのひとを想う気持ちを諦めない事に決めました。夫ある身で他の誰かに友情以上の気持ちを求めてしまう事は倫理的には正しくありません。
金曜の夜、ある事をきっかけにパートナーとそのひとの間でいさかいがありました。やめてくれ、責めないでくれ、彼は何も悪くない…。私はパートナーがそのひとに暴言を浴びせるのをただ泣いて見ている事しか出来ませんでした。彼は3方丸く収める為には私がパートナーに対して「love」である事、同時に自分に対しては「like」である事が必要だ、と言いました。私の気持ちにもう望みはありません。
それでも、彼と初めて会う事が出来た時、彼がただ笑ってくれるだけで心の底から嬉しかった気持ちを捨てたくは無いのです。あれが私の本当です。
パートナーとこれまで通り生きていく方が私はきっと幸せになれるのでしょう。パートナーは私が異常な家庭環境に育った事を理解し、夫婦関係のトラブルからうつを発症した時も支えてくれました。長年一緒に生きて来た事もあって趣味も嗜好も似ています。収入も安定していますし、ある分野ではこの国の第一人者と言っていいほどの優秀な仕事をしています。ひとに誇れる相手です。このひとの何が不満なのかと100人が100人言うでしょう。私が好きになったひとはパートナー以上の条件を持っているひとではありません。でも条件で彼にひかれた訳ではありません。
残念な事に私と彼の間には“距離”というどうにもならない問題があります。会いたい時に会える距離ではありません。年に何度かあるかどうかの機会にパートナーの許可を求めてようやく会えるかどうかの難しい状態にあります。
私の気持ちに明るい展望などひとつもありません。けれど見つめていたいのです。正しくなくとも、叶う事が無くとも、ささやかなこの片思いを続けて行こうと思っています。