スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

エヴァンゲリオン新劇場版Q”見て来ました。えーとですね、いつもならああだこうだと作品の印象を語るのですが、この作品については何に触れてもネタバレになりそうで、恐ろしくて書けません。とにかく前作の“序”、“破”を見られた方は作品世界のあまりの変わりっぷりに驚く事間違い無いです。私はこのアニメシリーズについてはTV版放映時からの結構コアなファンですが、“Q”に関しては、これは全く新しいエヴァンゲリオンだと思いました。
公開初日の11月17日に何としても見に行きたくて、行きつけのシネコンをだいぶ前からチェックしていたのですが、座席の予約が可能になる公開1週間前から怒濤の勢いで早い回から残席が埋まっていくのは驚きでした。結局17日の最後から2番目の上映で、最前列ど真ん中のいつものポジションを押さえる事が出来ました。実にラッキーでしたが、上映当日席に座って何気なく振り向いてみると、このシネコンで1番大きくて何百席もあるはずの劇場が、1席の空きもなくびっしり埋まっているのを見たら背中がぞくぞくしましたよ。いろいろ見ていますが初めての経験でした。エヴァンゲリオンという作品はそれ自体がひとつの社会現象だと言われますが、全くそうかもしれません。
と言うのも、これは“序”、“破”についても言える事なのですが、この作品は元々非常に難解で、かつてのTVシリーズやキャラクターデザインを担当している貞本義行さんのマンガを事前に見て、いくらかでも作品に関する基礎知識を持っていないと理解出来ない要素がたくさん出て来るものなのです。察するに、満場の観客の中には“エヴァンゲリオンだから”見に来た、というひともおそらく相当数いたのではないかと…。観客のひとりとして、他のひと達が今作をどのように感じていたのか、とても興味深いところです。
この急展開から次回作へ、物語はどうつながっていくのか?完全リニューアルしたと断言出来るエヴァンゲリオンの行き着く先をぜひ見届けたいと思いました。次回作が今から非常に楽しみです。