スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

ふね。

唐突なんですが船に乗りたいと思いました。休日の朝パートナーの顔を見て開口一番そう言ったので、変な夢でも見たかと笑われました。別に何か理由があったわけではないので、本当に変な夢でも見たかもしれません。とにかくそういう気分だったのです。
うちから船に乗りに行けるところはいくつかありますが、どんな船に乗りたいの、と聞かれて、手漕ぎボートのような小さな船でなく、遠くに行く為の大きな船でもない、と答えたら、じゃあ遊覧船だ、カモメが追っかけて来るやつ、と指摘がありました。…遊覧船。そうかもしれません。
とりあえず朝食を食べて身支度して、日課のウォーキングをさくさく済ませてから、1番近場の遊覧船乗り場に行く事になりました。ちょうど車で1時間ほど行ったところに湾内遊覧船の乗り場があります。途中ちょっと寄り道したのと渋滞に捕まったので、目的地に着いた頃には昼食の時間になっていました。少々奮発してお高い海の幸を食べて、満足したところでさあ乗るぞ、とチケット売り場に行ったら次の船が出るまであと3分!ダッシュで乗り場に向かう事になりました。
幸いチケット売り場のお兄さんが私達が到着するまで待つよう乗り場に連絡してくれていて、どうにか乗り込む事が出来ました。ありがたや。すぐに船は出発しました。お約束通り大量のカモメが船の後を追って飛んで来たので、用意していたえびせんをやっていたら、こっち向いて、とパートナーの声。いつの間に準備したのかデジカメでこちらを撮っていました。で、えびせんを手に持ったままそちらに向かって空いている方の手を振っていたら、指ごとカモメにばくっとやられました。パートナー大笑い、です。
もうやらん!とえびせんの袋をバッグにしまってしまうとカモメが他のひとのところに流れたので、ようやくゆっくり船を楽しむ余裕が出来ました。晴れて波がほとんどなく、風も穏やかだった為、揺れはほぼなく海の彼方に水平線がきらきら光って見えました。
30分ほどの短いクルージングでしたがとりあえず“乗った気分”にはなれました。なんで“船”だったのかは解らず終いでしたけどね。