スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

てるみなす。

今週は休養しようと思っていたのですが書きたい事が出来ました。ずっと応援して来た大好きなGARNET CROWが解散します。おぼろな予感はありました。先日リリースされたアルバムの名前は“終点”を意味する“Terminus”、最後の曲は“closer”。それでも東京公演1日目は何事もなく終わったので余計な心配だったかな、と思っていたのです。それが2日目、アンコールが終わってメンバーが手をつないで客席に挨拶をした次の瞬間、前日にはなかった事が起こりました。「大切なお知らせがあります」。会場内が悲鳴で揺れました。泣き出してしまうひと、座り込んでしまうひと。私はアリーナの前から5列目にいたので、メンバーの表情がよく見えました。客席の混乱とは対照的に、とても晴れやかでした。
やりたい事はやり尽くして、納得した上での解散なのだと思う事が出来ました。こんな日がいつか来たら、自分はどれだけ泣くのだろうかと思っていたのに、不思議と涙は出ませんでした。ただ、魂抜けたと言いますか…。人波に押されながら会場を出て、とりあえず落ち着こうと夕食に向かいましたが、何を食べても何の味もしませんでした。解ったつもりになっていても、やはり飲み込みきれないところがあったみたいです。ホテルに戻ってしばらくの間何も手につかずに夜中までただぼんやりしていました。
次のラストライブは東京1公演と大阪2公演、フル参戦の予定です。何が何でもチケットを手に入れて、それぞれ新しい道を歩き始めようとしているGARNET CROWを見送りに行きます。そうしなければ自分の中での区切りがつかないような気がします。
解散したからと言って彼らの音楽が消えるわけではありません。ファンはずっと続けていくつもりでいます。その為のちからをもらいに行こうと思います。