スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

おきて。

モンスターズ・インク”の続編“モンスターズ・ユニバーシティ”が人気みたいですね。私はまだ見に行っていないのですが、姪っ子達は主役のマイク・ワゾウスキーにもう夢中で親は大変みたいです。
パートナーから聞いた話なのですが、私の住んでいるところでは子育てに“掟”があるんだそうです。その1、アンパンマンというキャラクターに関するものを一切子供に与えない事。その2、ディズニーに関するものを…以下同文。理由は“最終的に親同士がケンカになるから”。なんだそれって思うでしょ?
ここは人口3万人ちょっとの小さな自治体で、総世帯の3分の1が同じ業界で働いています。つまりどこの家庭が経済的に余裕があるかみたいな事がほぼ筒抜けになってるわけです。小さな子供はそんな事おかまいなしに好きなキャラクターを欲しがりますから、自然と持っている子と持っていない子というような格差が出て来てしまう。で、子供のケンカが親に飛び火する。こういう無駄ないざこざを回避するために最初から火種になるものを一切見せない、与えない、という暗黙の了解があるらしいんですよ。うちには子供がいないので、幸か不幸か関係ないんですけどね。
田舎に暮らしているとびっくりするような事でご近所さんに気を遣わないといけない事があるものなんです。でも何日か留守にして帰ってくると、空気にかすかな海の香りがするんです。そういう時、私はこの土地がそう嫌いではないんだな、と思います。