スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

でんわ。

あり得ないひとから電話が来て戸惑っています。自分の言葉のひとつひとつに自信がなくて恐いです。さっき緊急薬を飲んだのでだいぶ落ち着いてきましたが、まだ手が少し震えています。
電話の相手は私を産んだ実の母親です。何年も連絡がなかったにもかかわらず、お願いがあるんだけど…と切り出されました。彼女は私が3歳の時に離婚して出て行ったひとです。原因が酒乱の夫の家庭内暴力だったので仕方のない事だと思ってきましたが、18歳の時向こうから会って欲しいと言ってきたのに、現在の家庭を大事にしたいからもう来ないでくれとお金を握らされて帰されました。あれは手切れ金だったと今でも思っています。私は母に2度捨てられました。
彼女はある宗教の熱心な信者です。こう書けば解ってしまう方も多いかもしれませんが、電話の用件は選挙の宣伝でした。“何も考えずに党の名前を書けばいい”。ひとから聞いた話ではその宗教団体には選挙ノルマというのがあって、何人に電話するようにとかが決まっているそうですね。
現在失踪中の父親も金の無心に電話をかけてきた事がありました。親って何でしょう。産んでくれた事には感謝しています。でも自分の都合のいい時にだけ頼ってくるのが親なんでしょうか。きょうだいは両親には関わりたくないから一切情報を渡さないで欲しいと常々言っています。が、今回私ちょっとうろたえてしまいまして、ひょっとしたらきょうだいの居場所を話してしまったかもしれません。絶対に言わなかったという確たる自信がありません。
親御さんに恵まれた方は幸せです。当たり前の幸せをどうか大事になさってください。