スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

サイレントヒル・リベレーション3D”見て来ました。私は血がどばどば出たり、体の一部がやたら取れたりするようないわゆるスプラッター系は苦手です。この映画には原作がありまして、コナミのゲームなんですが、これがちょっと生理的に受け付けなかったんですよ。で、前作の“サイレントヒル”をいまだに見ていません。今作は前作の内容を知らないと解けない謎や背景事情がかなり多くて難儀しました…。せめて前作をチェックしてから見に行くべきだったと後悔しきり。
そもそもなんで自分の苦手な系統を見に行く気になったかというと友人が見たいと言っていたから、という主体的でない動機があったからでして、こういうのはいけないな、とちょっと反省しています。
内容については正直なところ把握しきれていないので何とも書きようがないのですが、映像については予想よりもかなりグロさが少なくむしろ綺麗めだった気がします。現実世界とサイレントヒルの外側、内側が色で表現されていて、特に呪われた灰の降りしきるゴーストタウンは3Dで見ると美しかったですね。こちらに迫る淡いグレーの雪のような灰。対して内側は血さびを思わせる鈍く濁った赤い色がとても印象的でした。モンスターは姿かたちこそ気持ち悪かったけれど、それほど血を出さなかったので、似た系統の作品、例えば“バイオハザード”あたりに較べればだいぶ見ていて楽と言いますか…。
思うに、あまりスプラッター色の濃い作品を3Dでやってしまうと、原作がゲームなだけにR指定が入ってしまうのを避けたかったのではないかと。実のところ同時期の公開作品にポケモンモンスターズ・ユニバーシティ銀魂劇場版が各々若年層の観客を総ざらいしていたので、こちらの観客は若干年齢高めかな、という感じだったんですけどね。普段このジャンルを避けて通る事が多いので、いろいろ考えさせられました。