えいが。

“ローン・レンジャー”見て来ました。CMでしょっちゅう宣伝されていたので興味は持っていたのですがなかなか行けずやきもきしていた作品です。“パイレーツ・オブ・カリビアン”を見て面白いと思った方ならこの作品は押さえておくべきですよー。個人的にはこっちの方が面白い！
主役のひとりジョン・リードを演じているアーミー・ハマーさんは他の作品で見た事がないのですが、強烈な存在感のある相棒トント役のジョニー・デップさんに負けてないです。いい発掘だな、と思いました。
復讐をテーマに持ってきたあたりもディズニーには珍しくて新鮮でしたね。トントは幼い頃犯してしまった過ちを償うために、ジョンは敬愛する兄を殺した犯人に法の裁きを下すために戦っている。目的のためには手段を選ばないトントとまず法律ありきのジョン。この2人やっていけるのか？と思わせるシーンが何度もあって飽きさせません。で、2人の目的が一致した時流れ始めるロッシーニのウィリアム・テル序曲がまたかっこいいんです！！
私的には最近のハリウッド映画には珍しいくらいCG少なめな出来具合も推しですね。CGで撮らないと絶対無理なシーン以外は多分実写で撮っている…と思います。最近のCGはよく出来ているのであまり自信がないですが。
ラストシーンでトントの背中が遠ざかりゆく姿、泣けますよ。とにかく見所いっぱいです。上映期間が残っているうちに、まだ見ていない方はぜひどうぞ。