スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

そば。

福島県猪苗代町行って来ました。高速道路のインターを出てすぐの道を郡山方面に2kmくらい戻ると茅葺き屋根の大きな古民家が見えます。ここが今日の目的地であるそば屋さん。店の名前は書きませんけれど、興味持たれた方は現地で探してください。すぐ解ります。あ、野口記念館と逆の方向ですのでお間違えなく。
ここの看板メニューは“道楽そば”というもので、そばの上に刻み海苔、花かつお、山菜、海老天が乗っているのですが、これに2種類のつゆがついてきます。1つは普通のつゆ、もうひとつはすり下ろした山芋に卵の黄身が乗っかった月見とろろ、これに専用のつゆを好きな量だけ足したもの。私は迷う事なく月見とろろ汁の方で食べました。中太のそばにとろろがいい具合に絡んで、見た目よりボリュームがあるのにつるつるいけちゃいます。
会津若松市の方に“水そば”といってつゆをつけずにそば本来の味を楽しんでください、というそば好きにかなり挑戦的なメニューを出す店があるのですが、そこに初めて行った時、本当においしいそばはこういうものかと強烈なショックを受けました。わさびもつゆも使わなくてものどごしの香りだけでいいそばは十分においしいものだと知りました。以来そば屋さんに行くと必ずまねして食べるようにしています。前置き長くなりましたが、ここのそばは合格点でした。そば自体が薫り高くて甘みがあって、とてもおいしかったです。つゆもとろろもこのそばあってこそだと思いました。
ひと盛りのそばのために遠出してみるのも楽しいものです。