スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

インフェルノ観てきました。私はトム・ハンクスさんの作品が大好きで、フォレスト・ガンプアポロ13プライベート・ライアングリーンマイルロード・トゥ・パーディションハドソン川の奇跡、思い付くだけでこれだけ観ています。そしてもちろん、ロン・ハワード監督と組んだダ・ヴィンチ・コード、天使と悪魔、今作のインフェルノは劇場まで観に行きました。ロバート・ラングドンシリーズは間違いなく彼の代表作のひとつだと思います。前2作同様、今作でも何度もどんでん返しがあって、私はまんまと騙されました。ダ・ヴィンチ・コードのリー・ティービングといい、天使と悪魔のカメルレンゴといい、いいひとにしか見えない人物が突然牙をむくのがラングドンシリーズの常套手段です。タイトルの「インフェルノ」はダンテの「神曲」の中の「地獄篇」のことであり、また殺人ウィルスの名前でもあります。私はこの作品の冒頭で自殺する科学者が残した「100年以内に地球上の人口を半分に減らさなければ人類は滅亡する」という言葉に大きな衝撃を受けました。彼のしたことはけっして許されるべきことではないですが、人口問題は人類みんなで考えていかなければいけない課題だと思います。前2作が宗教に関わる謎解きだったのに対し、今作は私達日本人にもより身近な「そこにある危機」を考える内容になっていたと思います。