スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

ふくしま2。

昨日の話の続きです。奥会津はなめてかかっちゃいけない、とよくよくわかったので、NTTのライブカメラ会津若松市の方を確認したら、こちらは晴れていました。会津若松市には福島県に行くと必ずと言っていいほど立ち寄るので今回は違うところに行ってみたかったのですが、冬の東北に贅沢は言えません。結局こちらに向かうことに決めました。いつもの郷土料理店に行って、おいしいごちそうを食べて、ガイドブック片手に会津武家屋敷に行きました。ここは会津藩の筆頭家老だった西郷頼母の屋敷を再現展示してあるところです。うちもこれくらい広かったらいいのにねー、なんて言いながら見て回りましたが「自害の間」のところだけは背筋がぴんと伸びました。戊辰戦争の時西郷家の女子供は男たちを戦場に送り出した後、戦いの足手まといになってはいけないと全員その部屋で自害したそうです。私はいつでもどんな時も人間生きてこそだと思っているので彼女たちのしたことは間違っていると思いますが、白虎隊の話といいこの話といい、会津のひとたちはなんて純真で誇り高かったのだろうと心が痛くなりました。