スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

海賊とよばれた男観てきました。山崎貴監督の映画は2013年の「永遠の0」からのファンなのですが、今作は「Always 三丁目の夕日」の主演吉岡秀隆さん、「寄生獣」の主演染谷将太さんが脇を固め、主演を「永遠の0」の岡田准一さんが演じるという山崎ファンには夢のようなキャスティングで、もう何が何でもこれは観ておきたい、と思っていました。ところで、この話にはモデルがいるそうです。國岡商店のモデルは出光興産、國岡鐵造のモデルは出光佐三さん。言うまでもなく実在の会社・人物です。話の中に出て来る「日承丸」というタンカーも「日章丸」という実在の船があるそうです。このあたりのことはパートナーが詳しくて、いろいろ教えてもらいました。例えば、昭和シェル石油って知ってる?ときかれたのでドヤ顔でそれくらい知ってるよ、と言ったら、じゃあロイヤル・ダッチ・シェルは?ときき返されました。それは知らない、と言ったら「昭和」っていう名前の日本の石油販売会社がオランダの石油メジャーに会社を売って生き延びた1つの例だよ、と言われました。そういえば映画の中にも株を50%メジャーに売る代わり、石油をメジャーから売ってもらえるようになる、と國岡商店が持ちかけられる場面がありました。実際出光はメジャーの誘いを蹴飛ばして日章丸をイランに送り、直接石油を買って持ち帰ったことがあるそうです。男性ばかりで花の少ない作品ですが面白かったですよ。