スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

本能寺ホテル観てきました。現代のホテルのエレベーターが400年前の本能寺とつながってしまうというお話です。時は天正10年(1582年)6月1日。本能寺の変の前日です。ヒロインの繭子はあまり自分に自信のない女性で、結婚式の日に自分が着るドレスまで彼氏に決めてもらうようなひとです。それが、400年前に飛べるようになると嘘みたいに活発で前向きな女性になってしまいます。初めて織田信長に会ったのは茶会の席でしたが、商人から無理矢理茶器を取り上げようとする信長からそれを取り返して信長の怒りを買ってしまい本能寺中を逃げ回るあたり、あ、これは現代の繭子なら絶対にやらないだろうな、と思いました。旅の恥はかきすてと言いますが、そういうことなのでしょうか。
さて、繭子は織田信長本能寺の変を教えるか教えないかという難しい立場に立たされるわけですが、自分ならどうするだろうと散々考えて答えが出ませんでした。だってもし信長が明智光秀を返り討ちにしていずれ天下を取ったら、歴史が変わってしまうじゃないですか。今の日本はないかもしれないし、まかり間違えば自分が産まれてこないかもしれません。でも教えなければ歴史通りに信長は死んでしまいます。目の前にいるひとを見殺しに出来るのか、と言われれば迷います。繭子はどうするか、歴史はどうなるのか、気になる方は劇場へどうぞ。