だいぶつ。

牛久大仏を眺めに行きました。友人が晴れた日には六本木ヒルズの展望台から牛久大仏が見える、と言っていたので、六本木ヒルズは無理かもしれないけどスカイツリーくらいは見えるかな、といくらか期待して出掛けて行きました。今の時期大仏の周りはひとつも花が咲いていなくて少々殺風景なのが残念でしたが、その割にお客さんはたくさんいました。大仏の中を5階の展望室までエレベーターで上るのですけれど、エレベーター係のおばさんが出来るだけいちどにたくさん乗せようと後ろからぐいぐい押し込むので、仏さんのおなかの中というよりは満員列車に近いな、と思いました。牛久大仏は全高が120mあるそうですが、展望室は地上85mの位置にあるそうで、ちょうど胸の部分に当たるらしいです。縦に細長いのぞき窓がいくつか開いていて、霞ヶ浦が見える、とか土浦市街が見える、とかいちおう案内が書いてありました。南側の窓にひとだかりが出来ていて、スカイツリーが見える、と書いてあったので、おお、みんな考えることはいっしょだな、と思いました。何だかみなさん見えるとか見えないとかはっきりしないようなことをくちぐちに言っているので、どれどれ、とのぞき込んでみたら遠くの方は霞がかかっていてよく見えませんでした。パートナーはそれらしきものが見えるよ、と細かく教えてくれましたが、私はどうやら心の目が濁っているらしくさっぱりわかりませんでした。あなた僕より目がいいのに、とパートナーに笑われてしまいました。今度来る時はライブ参戦用のオペラグラスを持ってこようと思います。