さくら。

ちょっと遠出してお花見に行きました。うちの近所もそろそろなんですが、行って来たところは花の盛りでした（これは4月の初めに書いたものなので少々古い話です）。桜のピンク色と菜の花の黄色が小雨ににじんでとても綺麗でした。晴れた日なら陽光が透けて空気が色づいて見えるのですが、雨の桜もしっとりとしていいものです。パートナーとふたりで熱々の甘酒をすすりながら、日本人に生まれてよかったなあ、と思いました。桜の情緒って日本人ならではですよね。パートナーに昔戦争があった頃は「サクラ　サクラ」と打電が来たら、今から突撃します、さようなら、という意味だったんだよ、と教えてもらいました。昔のひとは満開の桜を凄絶な覚悟で見上げていたんだな、と思いました。平和って守ろうと思わないと守れないものだと思います。再び日本が道を誤ることがないように、みんなで考えていかないといけませんね。