スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

じごく。

別府地獄めぐりに行きました。最初私も恐ろしげなネーミングにびっくりしたのですが、「地獄」というのは温泉噴気口のことだそうです。それを見学してまわるのが地獄めぐり。
最初に海地獄に行きました。美しいコバルトブルーの池ですが98度のまさに「地獄」です。強烈な硫黄の臭いがしました。この凶悪なコバルトブルーは硫酸鉄の色らしいです。足湯があったので試してみたら意外にいい温度でした。売店地獄蒸し焼きプリンを買って食べたら卵の甘みがとてもおいしかったです。売店の方に聞いたのですが、このプリンは冷蔵庫から出したら1時間半くらいで傷んでしまうデリケートな食べものだとのこと。まさに「よそでは食べられない味」でした。
次、海地獄の向かいにあった山地獄…。こちらはガイドブックにも出ていないし入口に地獄めぐり共通券は使えませんと書いてありました。不思議に思って窓口で受付をしていた方に、こちらの地獄はどういうところですか?と尋ねたら、地獄があります、と意味不明な返事が返ってきました。パートナーに話したらツボにはまったらしくて多分それ今日いちばんのヒットだよ、と大笑いしていました。あとから他の地獄で職員の方に教えてもらったのですが、もともと地獄めぐりは現在の7つではなく8つあったのだそうで、その「消えた8番目」が山地獄なのだそうです。組合の上の方ともめ事になって組合を抜けてしまったのだとか。こちらは共通券が使えないと高い料金を払わなければならないので、結局見るのを断念してしまいました。
次、鬼石坊主地獄。今日はこちらの立ち寄り湯に入る予定でしたが、まさかの臨時休業でした。明日なら大丈夫と言われたけれど時間的に余裕がないのでここも泣く泣く断念。
次、かまど地獄。地獄の1丁目から6丁目まで(なぜか2丁目がない)5つの地獄があって、それぞれ色が違います。ここは地獄の合間に「極楽」があります。飲泉所やスチームミスト、足の岩盤浴など、温度を下げて温泉としての地獄を楽しめる工夫がされているのが極楽です。私も足の岩盤浴を試してみました。でも岩の上に足を置いて5秒くらいでこれ無理だと思いました。私のあとから何人も来ましたが、みんなすぐに「あちっ!」「熱い!」と逃げていきました。ほんと無理です(笑)。長くなったので続きはあとで。