スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

じごく2。

別府地獄めぐりの続きです。かまど地獄を出て鬼山地獄に行きました。ここは100匹くらい、普通じゃないほどの数のワニが飼われている「ワニの極楽」です。標本館の中に体長5mくらいの巨大なワニの剥製がありました。マジで人間なんか大人でも食べられちゃうサイズです。このワニは「イチロウ」という名前が付いていて、戦前から戦後まで70年くらい生きたらしいです。長く鬼山地獄のシンボルだったそうで、現在は3代目のイチロウがその名を継いでいるのだそうです。3代目イチロウに会ってきましたが、すでに4mくらいありました。なんでそんなに大きくなるんでしょうか。110度の温泉って人間かぶったら死んじゃいますが、ワニの体にはいいのかもしれません。
次、白池地獄。ここのお湯は出て来る時には無色透明なのに、池に落ちると温度や圧力の変化で青白く色が変わるのだそうです。地獄のそばに温泉の熱を利用した熱帯魚館があって、かなりでっかいピラニア・ナッテリーがいました。ピラニアって水族館にいるものは神経質で実は臆病、とか書かれていることが多いのですが、ここのは人間食べます、と説明書きがありました。鬼山地獄のワニもなんですが、温泉で育てると体が大きくなるのでしょうかね。白池地獄の大きさのピラニア・ナッテリーが集団で襲ってきたら、ひょっとしたら本当にごちそうさまされちゃうかも。
さて、ここまで長々と書いてきた地獄の話ですが、7つの地獄のうち5つは歩いて行ける距離にあります。残り2つは車で行かなければならない場所にあるので、いったん地獄めぐりを中断してお昼ごはんを食べることにします。