スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

きょうと4-3。

京都市内の某所を歩いている時托鉢姿のお坊さんに会いました。茨城でもごくたまにですが見ます。私は無宗教なので仏教も特別信じているわけではありません。でも、修行されているお坊さんは暑い日も寒い日も世の中のために祈っているのですから出来ればわずかなりとも応援して差し上げたいと思います。私がお坊さんの持っていたお椀に500円入れると、小さくありがとう、という言葉が返ってきました。多分お経の一節だと思うのですが唱えてくれたので、手を合わせました。
ところが、問題はここからです。お坊さんが私に何かを渡そうとするのです。見ると、アジアン雑貨のお店でよく見かけるような派手な色遣いのカードで、金ぴかの鳥か何かが描いてありました。しまった!と思いました。前にTVで見たことがあるのですが、これは最近流行っているらしい新手の「お布施詐欺」の手口です。お坊さんの格好をしていても本当の僧侶ではないそうで、托鉢のお金は飲み代とかに使っちゃうみたいです。本物のお坊さんはカードなんか渡さないから気を付けましょう、とニュースで取り上げられていたのを思い出しました。
パートナーに事情を話して謝りました。パートナーはにっこり笑って、坊さんが本物でなかったのは残念だけど、あなたの気持ちはとても大切なことだからいいんだよ、と言ってくれました。パートナーが一所懸命働いて持ってきてくれたお金をだまし取られたのは本当にくやしいことですが、これも経験、でしょうか。