きょうと5-1。

京都5日目は電車で嵯峨野に行きました。パートナーが倉木麻衣さんの歌を好きなので、渡月橋を見たい、と言うのでまず渡月橋の方に連れて行きました。意外と普通の橋だね、と変な感心をしていました。彼はもっと古風な橋を想像していたみたいです。
次に天龍寺に行きました。本堂に入りますか、庭園だけ見ますか、と入口で聞かれたので両方見ます、と言ったらチケットを2枚ずつ渡されました。先に本堂の方に入ったら、本堂の廊下から庭園が丸見えで、ひょっとしたら私達はとっても無駄なことをしたのかも、と思いました。
天龍寺の庭園には昔何度か来たことがあります。池があって、すごく大きな鯉がたくさんいたことを憶えています。昔は池のほとりで鯉のエサを売っていて、ひとが水辺に立つと我も我もと鯉が寄ってきたのでとても面白かったのですが、今はエサは売っていないみたいですね。宮城県の松島に行った時、遊覧船のデッキからカモメに餌をやるのが禁止になっていて、確かその時世界遺産の指定に障る、というようなことを聞いた気がします。天龍寺も久しく来ない間にエサをやれない事情が出来たのかもしれません。
昼食は天龍寺の中の湯豆腐屋さんに行くつもりだったのですが、いったん料金ゲートを出る必要があったので、急遽予定を変更し庭園から直接行ける精進料理屋さんに行くことにしました。精進料理というともの足りないイメージだったのですが、ここは全然そんなことなかったです。量も充分でしたし味付けもしっかりしていて、とてもおいしかったです。コースの最後の方に出て来たナスの田楽が特によく出来ていて美味でした。うちの方では加茂ナスが手に入らないのでそっくりまねするのは無理ですが、あとで頑張ってみたいと思います。