ふるえ。

私がうつ持ちだということはこの日記にもたびたび書いてきたことですが、ここしばらく薬の副作用で手がひどく震えるようになりました。私は日記をwebに上げる前にいったんノートに書いて客観的に読み返す習慣があります。以前は週4ペースで日記を更新してきたのですが、ペンを持てない日が続くので週2にペースを落とさざるを得なくなっています。
主治医が言うには「かなりきつい処方」でうつを抑えているそうで、薬を減らすと現在の状態が保てなくなってしまう可能性があるらしいです。震え止めの薬はずっと飲んでいるのですが、うつにならないようにする薬の力の方が強くて副作用への対処が追いつかないのが現状です。
ひどい時は点滴をしてもらいに病院に行きます。点滴だと震えはすぐよくなるのですけれど一時しのぎにしかなりません。最近は包丁を持つと危ないのでパートナーがそばにいられる時間は食事の準備を手伝ってくれるようになりました。
思うようにならない自分の体に苛立つこともありますが、こんな病気にかからなかったらどんな時も私を支えてくれているパートナーの優しい腕に一生気付かなかったかもしれません。
私達はかつて海の見える小さなチャペルで神父さんと3人だけの静かな結婚式を挙げました。病める時も健やかなる時も、という言葉を時々思い出します。私は神様も仏様も信じていませんが、何か優しい大きな存在が私にこのひとをくれたのかもしれないと思っています。