えいが。

DESTINY鎌倉ものがたり観てきました。私もパートナーも山崎貴監督作品はとても好きでほとんど観ています。原作はマンガでしかもオムニバス形式らしいですが、今作は監督自ら脚本も書いたそうで、これがなかなかいい出来でした。山崎監督の作る映画は泣けるんですよー。ひとの温もりを感じるというか。今回も期待を裏切らなかったなあ、と思います。
正和と亜紀子の仲良しっぷりには少々あてられましたけれど、うちもどちらかと言えばべたべたな方なのでよそから見たらこんな感じなんでしょうかねえ。私はパートナーにプロポーズされた時ひとつ「条件」を出しました。私をおいて絶対先に逝かないこと、です。13歳まで私を育ててくれた祖母は、早くに亡くなった祖父の仏壇の前で、よく寂しいと泣いていました。頼むからあんな思いを私にさせないで、と言いました。パートナーは笑ってわかったと言いました。
パートナーが約束を破ったら多分私も黄泉の国まで彼を捜しに行きます。そのまま現世に戻れなくなったって構いません。その時はふたりで生まれ変わってまたお互いを捜します。夫婦ってね、きっとそんなものです。