スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

翔んで埼玉観てきました。もうめちゃめちゃ笑いましたよ。埼玉県民心が広いですね。

 

この映画は同名の原作マンガがあるのですが、私たまたまそっちを先に読んでいたので、これ実写でやったらキャスティングに困るだろうなあ、と思っていました。原作者の魔夜峰央さんてボーイズラブで有名なひとなので、麗は男性が惚れるようないい男じゃないといけないし、百美はウブな美少年じゃないと作品世界が壊れてしまうんですよね。百美役に女性である二階堂ふみさんを持ってきたのは大正解だと思いました。男の子がかわいく見えるって中学生くらいまでですよね。元の設定は高校生だけど高校男子っていうと男脂臭しそうな気がします。魔夜さんの世界に入っていける男の子って相当ハードルが高いから、いっそ「男装の麗人」で行こう、と制作側が思ったかどうか知りませんが、私見としては大当たりだったのではないかと。麗役のGACKTさんは文句なし。彼ほど色気のある演じ手さんはなかなかいません。

 

映画は原作で描かれなかった「その先」のストーリーを語っていて、埼玉と千葉の有志が流山あたりで東京都内の通行手形の廃止を巡って衝突するのですが、なんかお互い無駄に大声出してるだけみたいに見えて今ひとつだったかな。この作品のひとつの「見せ場」だったと思うので、がっかりさせて欲しくなかったです。

 

あ、埼玉県民にとって茨城は腐った豆を食べてるところで、群馬は恐竜がまだいるところ、だそうです。栃木に至っては言及すらされませんでした。北関東はさらなる未開の地なんですね。腐った豆おいしいんだけどなあ(笑)。