スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

フォルトゥナの瞳観てきました。百田尚樹さんの原作作品だと聞いていたので公開前から楽しみに待っていたのですが、この作品正直言ってそんなに面白いと思わなかったんですよね。永遠の0(ゼロ)とか海賊と呼ばれた男とかすごく面白かったんですけどねえ。岡田准一さん大好きなのでちょっと過大評価してたかな、と感じています。うーん、百田さん原作の映画でラブストーリーって多分お初なので、向いてないのかなあ、と思ってしまいました。

 

死に近付いたひとの体が透けて見えるとか、死にそうなひとの運命を変えてしまうと自分の命が削られる、とか、設定はすごく面白いと思いました。でもね、たまたま担ぎ込まれた病院の医者とか主人公の彼女とか(あ!すみません、今更ですがこの日記完全にネタバレなので、これからこの作品を観ようと思っている方は読まないことをおすすめします。)、「フォルトゥナの瞳」を持っているひと、出会いすぎです。特殊能力のはずなのに狭い範囲に3人(笑)。

 

それと、「どうしてヒロインは彼がどういう行動を取るかを予見できたはずなのに見殺しにしたのか」がいまいちわからなかったんです。私うちのパートナーが透けて見えたら絶対にもっと必死になりますよ。

 

もうひとつ、彼が電車を止めたシーンで「弁慶の立ち往生」しちゃったんですが、あれがまた嘘っぽかったですね。神木隆之介さんは子役上がりとしては出色のいい俳優さんだと思っていますけれど、ちょっと株を下げたかな。

 

んー、この作品完全に設定倒れなので私はおすすめしません。特に百田さんのファンは他の作品観た方がいいですよ。