スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

はな。

この原稿をWebにupするのがいつのことになるかわかりませんけれど今日は2018年3月31日北関東で桜が満開になった日です。朝5時起床でパートナーとお花見ドライブに行きました。今日の目的地は桜で有名なところで、これくらい早起きして出掛けないと駐車場がいっぱいになってしまうのです。私は車の免許を持っていないので、車で外出する時は全行程パートナーがひとりで運転します。ごめんね、疲れるでしょ、と謝りつつ、彼が眠くならないように一所懸命話しかけるのですが、いつもパートナーの方が私のことを気遣って少し眠っておきなさい、僕は大丈夫、と言ってくれます。

パートナーは東京生まれですが少年時代は桜の綺麗な土地で過ごしました。当時は特にお花見などしなかったそうですけれど、桜に限らず基本的に花は好きなようです。彼は柔和で温かいひとですが、背中に1本芯が入っているような真面目でしっかりしたところも持ち合わせています。時折彼のことを花のようだ、と思います。

まだ私達が学生だった頃、恩師に彼の手を離してはいけないよ、あなたは絶対に幸せになれるから、と言われたことを懐かしく思い出します。その頃パートナーは研究室のエースで、誰からも一目置かれる優秀な学生でした。今は手掛けている仕事で事実上国内に敵なし、のものすごいひとです。ここまでついてきたのが私なんかでよかったのかなあ、と思うこともありますが、恩師にいただいた予言通り、私はとても幸せに今を生きています。

桜並木の下をゆっくりゆっくり手をつないで歩きながら、年を取ってもこんなふうに恋愛しているおじいちゃんおばあちゃんになりたいな、と思いました。不安になったり迷ったり、悩んだこともあったけれど今は優しい彼の横顔だけを見ています。