スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

ながさき3-1。

今日は出島に行きました。昔々日本史の授業で習ったあの「出島」です。江戸時代に幕府がオランダ人と貿易をしたところ。今は島じゃなくて地続きになってます。ここは元々あった遺構を壊さないようにしたまま出来るだけ元の位置に建物を再現しているそうで、中にある家具や食器なども江戸時代の資料に基づいて作られているのだそうです。

 

意外だったのですが出島にたくさんあった「倉」、あれほとんど砂糖の保存に使われていたそうですよ。日本に砂糖を売って、銀とか銅を買い付けていたらしいです。なかなか痛いところを突いてくるというか、商売上手ですね、オランダ人。で、日本から持って行った銀と銅で金を買って、胡椒と交換してオランダに持ち帰っていたんですって。胡椒は当時基本的に肉食だったヨーロッパでは必須のもので、金1gは胡椒1g、という冗談のようなレートで取引されていたそうです。職員さんがとても丁寧に解説してくださってほんとに助かりました。

 

私学生の頃がっちがちの理系だったのに、数学と歴史がからっきしだったので、今更ながらもっと勉強しておけばよかったなあ、と思いました。そう言えば誰かが「学校で学んだことなんて社会に出たら何の役にも立たない」みたいなことを言っていましたっけ。青かったんですねえ、みんな。