スクランプ連盟

趣味の旅行、映画、パートナーと二人三脚のうつ病ライフについてゆるーく書いてます。

えいが。

愚行録観てきました。今劇場はアカデミー賞作品のラ・ラ・ランドに席巻されているので、聞いたことないぞと思われた方、ごもっともです。実は私もWebで見つけてたまたま観に行く気になりました。事前に何も予備知識を入れないまま観に行ったので、ある意味ばくちのようなものでしたが、いい目が出たと思います。
この作品はサスペンスと言うよりホラーに近いです。それくらい観た後の感じが重いです。ある殺人事件を追いかけていく雑誌記者の話…と思っていたのですがさにあらず。この作品に登場する人物はみんな狂っています。1番のキチガイは誰だ?というのを主人公と探るうちに、オマエだってほんとにマトモなのか?と指差されている気がして背筋がぞっとしました。
この話、途中でものすごいどんでん返しがあります。作品世界が180度ひっくり返ってしまうような、世にも恐ろしい視点の変換です。そこらへんを書けると感想書くのも楽なのですが、そこがこの作品の肝でもあるのであえて書きません。お時間ある方、この狂気の炸裂をぜひ体感してみてください。